TP-LINK TL-SG108E レビュー
過日の投稿で、管理人宅にはIPアドレスを必要とするネットワーク接続機器が多数(パソコンが10台、スマートフォンが15台)ある為、NTTよりレンタルしているホームゲートウェイが、NAT溢れ症状によりクライアント端末のネットワーク回線切れを頻繁に起こす状態となっていた。ルーター機能をNTTレンタル品のホームゲートウェイからTP-LINK Archer C5400 に変更している。(過去記事参照して欲しい)
今回は、PCのセッティングに伴って管理人の書斎に設置しているギガビットイーサネットハブ(Logitec LAN-GSW05/PHB)を変更することにした。そして、今回ギガビットハブとして5ポートから8ポート以上へポート増加を検討した結果、TP-LINK TL-SG108E を購入したのでレビューしていきます。
TP-LINK TL-SG108E 定価:\9,677- 購入価格:\3,480- |
パッケージ確認・開封
箱側面:各国言語で主だった仕様が記載されている。
箱裏面:英語で利用イメージや構成などが記載されている。
パッケージに同梱されているものは、イージースマートスイッチ(ハブ本体)、極小のACアダプター、裏面張り付けるゴム製の足、マニュアル類3部、ドライバーCD、保証書であった。驚いたのは、ACアダプターの小ささだ。
管理機能
仕様詳細については メーカー公式ホームページ を確認してもらうとして、このギガビットスイッチングハブは、簡易ながらも管理機能が搭載されていることが大きな特徴となっている。付属のCDより「Easy Smart Configuration Utility」をセットアップし、起動する。表示に関しては、残念ながら日本語にはなっていないようだが、表示される単語は、ネットワーク系の専門用語ばかりであるため、下手に日本語訳をされると意味不明なことになりかねない。英語でもさほど困ることはないだろう。
「Easy Smart Configuration Utility」起動時に、プログラムのセットアップしたPC、ハブのIPアドレスを自動でサーチし、表示してくれる。IP Setting から、ハブに割り当てるIPアドレスや、ポート毎のLink速度等を設定できるようだ。また、Login からは、ハブにログインするユーザー名、パスワードの設定ができる。
表示されたIPアドレスに、ブラウザからアクセスすると管理画面への認証が行われる。
ログインすると、System Info という画面でハブの状態等が表示された。System / Switching / Monitoring / VLAN / QoS / Save Config / Logout と色々設定できるようだ。
Switching 内には LAG(リンクアグリゲーション)機能もあるようだ。他にはループ検知機能、ポートミラーリング、ケーブルテスト等が利用できるようだ。
まとめ
昨今の家庭内ネットワーク構成は、IoTやスマホの普及により端末台数が想像以上に増えている。思いもよらないネットワーク障害が発生(NAT溢れ等)したりすることもあり、原因究明にはなかなか苦労することが多い。
ビジネスネット用途としてHPで掲載されている TP-LINK TL-SG108E は、金属筐体採用で8ポート、QoS、リンクアグリゲーション対応等、ビジネス用途の8ポート 「イージースマートスイッチやアンマネージプラススイッチ」等の管理機能が付加されたスイッチングハブとなれば高価な製品となりがちだが、低価格スイッチングハブと金額的に大きな差がない価格で購入することができるうえ、無償永久保証がついている。
価格.comなどで確認すると\2,000-程度から、店頭で購入できる8ポートのギガビット対応ハブはおおよそ\4,000-程度の価格帯である。低価格帯 8ポートのギガビットハブは、MACアドレステーブルが少ない等機能面や、樹脂筐体で耐久性が劣る等の問題点もある。
TP-LINK TL-SG108E は、店頭で購入できるスイッチングハブと同等の価格ながら、管理機能付きスイッチングハブである為、非常にコストパフォーマンスに優れた製品といえるだろう。
管理人も使用 |
5Port モデル |
PoE対応モデル | ||||||
|
|
|
||||||